コラム

2019年07月01日お葬式の情報

【キリスト教でも家族葬はできる?】キリスト教のお葬式について

ありがとうございます。ベルホール吉池の土屋正雄です。

 

宗教によって葬儀の形式は様々。宗教が異なると葬儀のマナーや作法なども変わってきます。


今回はキリスト教での葬儀についてのお話です。

 

キリスト教でも家族葬はできるの?キリスト教の葬儀の流れやマナーとはどんなもの?そんな疑問に少しでもお答え致します。

中野市にも、いくつかのキリスト教の教会があります。仏式ほど多くはありませんが年に数件、キリスト教のお葬式のお手伝いを場合があります。 


〇キリスト教式の葬儀とは

 

そもそも、キリスト教は仏教とは「死」に対する考え方が違うため、葬儀の持つ意味や内容も仏式葬儀とは異なります。

キリスト教では「死」は不幸なことではなく、復活の日まで神のもとで過ごす「永遠の命」の始まりとされています。

そのため、キリスト教のお葬式は故人の成仏を祈るのではなく、故人が昇る「神」に対して祈りを捧げ、大切な人を亡くした遺族や親族を慰めるための儀式となります。葬送式、と表現する場合もあります。

また、キリスト教にはカトリックとプロテスタント、2つの教派がありそれぞれ考え方やしきたり、お葬式の流れが少しずつ異なります。

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■カトリックの葬儀の流れ


カトリックの葬儀では神父が宗教者として葬儀を進行します。


葬儀のミサでは、聖歌と共に入堂したのち神父様による祈り、言葉の典礼(聖書の朗読)、感謝の典礼(故人の永遠の命を祈る)などの儀式が行われます。

 

引き続き行われる告別式にあたる儀式の中では参列者全員で聖歌を歌い、弔辞・弔電の朗読、献花と続きます。

 

カトリックでは献花の代わりに焼香を行うこともあります(導師をされます神父様、地域により異なります)

 

喪主や遺族代表が感謝の挨拶を述べ、閉式となります。

 

■プロテスタントの葬儀の流れ

 

プロテスタントの葬儀では牧師が宗教者として葬儀を進行します(一般的な流れです)

 

讃美歌の演奏の中、牧師、喪主、遺族の順に入場し、牧師が聖書を朗読・祈祷、参列者は黙祷した後に讃美歌を歌います(地域により、お葬式の順序は異なります)

 

牧師が故人の略歴や人柄などを紹介した後は、弔辞・弔電の朗読、祈祷、讃美歌の斉唱、献花と続きます。

 

献花の前後で喪主や遺族代表が挨拶を行い閉式になります。

 

■キリスト教葬儀の火葬について

 

火葬時は聖歌や讃美歌の斉唱をし、祈りを捧げた後に骨上げをします(導師をされます神父様、地域により異なります)

 

キリスト教はもともと土葬の文化のため火葬に対して特別なしきたりなどはありません。地域や風習や仏式の作法にならう形で行います。

 

お葬式についての内容や流れについては所属する教会や地域によっても変わる場合があります。

 

ご不明点は教会へ問い合わせると安心です。

 

■仏教とはここが違う!キリスト教式の葬儀マナーについて

 

キリスト教のお葬式では通常の仏式葬儀と異なる作法やマナーがたくさんあります。キリスト教式葬儀に参列する場合には一度確認しておきましょう。

 

〇「お悔やみ」の言葉は述べない

 

キリスト教にとって「死」は悲しくはありますが不幸ではないため、お悔やみの言葉はありません。

 

以下は一例です。ご参考にしてください。

 

「天に召された故人の安らかな眠りをお祈りします」

 

「安らかな旅立ちでありますよう、心から哀悼の意を表します」

 

残されたご遺族へかける言葉としてはこのような言葉がふさわしいのではないかと思われます。

 

〇仏式の香典にあたる「御花料」をお渡しする

 

キリスト教ではお香をたくしきたりがないため、お香の代わりとしての「香典」ではなく、「御花料」をお渡しします。

 

白無地の封筒かユリの花や十字架が描かれた不祝儀袋を用い、表書きは「御花料」とします。

 

蓮の花が描かれた不祝儀袋は仏式のものですので使えません。

 

包む金額の目安は仏教と同じくらいで、故人様との関係性によって異なります。地域の習慣にならってお包みされますことをおすすめします。

 

〇献花の作法を確認

 

キリスト教では白い菊やカーネションなどを用いて献花を行います(献花に使用しますお花については導師様とご相談の上、お決めください)

 

1 一礼をして花を両手で受け取る。花が右手側に来るように受け取り、右の手のひらは上向きに、左の手のひらは下向きに花を持ちます。

2 献花台に進み花を捧げる。 献花台の前で一礼をし、花の根元が献花台の方を向くように時計回りに回して持ち替えてから献花台へ花を置きます。

3 一礼、黙祷を捧げてから戻る。カトリックでは十字を切り、プロテスタントは胸の前で手を組み黙祷します。信者以外は普通に手を合わせての黙祷で問題ありません。黙祷の後は前を向いたまま2~3歩下がり、遺族へ一礼してから戻ります。

※ あくまで一例です。ご導師様、地域により若干の差異がございますので、事前に御確認下さい。

 

キリスト教式の葬儀は基本的には献花なのですが、カトリックの場合は仏式の焼香箱を使って焼香を行うこともあります(導師をされます神父様、地域により異なります)

 

〇聖歌・讃美歌はできるだけ歌ってみましょう

 

葬儀の中でカトリックは聖歌、プロテスタントは讃美歌を歌う場面が数回あります。

 

わからない場合は歌わなくても問題はありませんが、事前に歌詞が書かれた紙が配られますので、出来るだけ斉唱するようにしましょう。

 

〇キリスト教葬儀の服装マナーは仏教の葬儀と同じ

 

キリスト教の葬儀へ初めて参加される方はどのような服装をしたらいいのか迷われるかもしれませんが、基本的には仏教の葬儀と同じと考えて問題ありません。

 

略式喪服や黒いスーツ、女性は黒のワンピースやアンサンブルなどを着用するようにしましょう。

 

ただし、仏教ではないので数珠は必要ありません。

 

家族葬での一般的な服装マナーについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

 

■家族葬でもキリスト教の葬儀は可能です

 

キリスト教のお葬式は教会の人たちが中心となって執り行います。

 

歌や讃美歌の斉唱や神父・牧師の説教などのセレモニーが中心となるため、仏式よりも長めの時間がかかることが多いです。

 

教会からは神父・牧師の他、オルガン奏者や教会に在籍するお手伝いの方、同じ教会の信者さんなども式場・教会に来られ、比較的参列者人数の多いお葬式となります。

 

もちろん、そんなキリスト教式のお葬式も家族葬で執り行うことは可能です。

 

べルホール吉池ではキリスト教のお葬式にもしっかりと対応させていただきますので、キリスト教で家族葬をご検討されている方はぜひご相談ください。

 

生前相談も承っております。

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【まとめ】

 

〇キリスト教は仏教とは死生観が違うため、お葬式の意味や内容、作法なども違います。キリスト教の中ではさらにカトリックとプロテスタントの二つの教派に分かれ、教派の違いで内容や作法が異なる部分があります。

〇キリスト教では「死」は不幸なこととは捉えられていないため、「お悔み」のお言葉はありません。そのほか聖歌・讃美歌や献花などキリスト教独自の作法がありますので、キリスト教の葬儀へ参列する際は一度作法やマナーを確認して対応できるようにしておきましょう。

〇キリスト教でも家族葬を行うことは可能です。ベルホール吉池でもキリスト教式の家族葬についてご相談を承っています。

  

 故人様としっかり向き合い、親しい人と想いを分かち合うお見送りをご提案いたします。

ご不明な点がありましたらベルホール吉池までご相談下さい。

ありがとうございます。


この記事の著者:(株)よしいけ/取締役専務 土屋正雄

土屋正雄

中野市、山ノ内町を中心にお葬式、家族葬、お葬式後の法要等のお手伝いをさせていただいております。ご不明な事がありましたら、どんなことでもご相談ください。

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